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JTSCセンター長 鈴森剛志


JTSCセンター長 鈴森剛志 こんにちは、JTSCの鈴森剛志です。
五月病』という言葉を聞いたことがあると思います。
「身体がだるい」「気分が落ち込む」などで
「やる気」が出ない状態のことです。
このようになってしまう人が5月頃に多くなるのです。
そのため『五月病』と呼ばれていますが、
正式な病気と言うわけではありません。
原因の多くは、「溜まった疲れ」です。
特に4月から新しい活動を始めた人は、疲れを溜めやすいのです。
新入生は、まさに新しいことの連続ですよね。
例をあげれば…
 ・高校では授業時間が50分ですが、専門学校では90分〜100分。
 ・新しいクラスメートと関係を作らなければならない。
 ・それぞれの授業と先生を理解する。    etc

新入生に限らず在校生も、新しい授業、実習、様々な準備など、春はとにかく忙しい。
このような事柄をこなしていくには、相当な「エネルギー」を使います。
そして、疲れが溜まってくる。
それらの新しいことに少し慣れてくる5月頃は、
緊張が緩むので「溜まった疲れ」がどっと出てくるわけです。
疲れは、身体だけではなく、「頭(脳)」にも溜まっていますから、気分が落ち込むのです。
ゴールデンウィークの連休は、そんな疲れた状態で迎えていますので、
次のような「連休の過ごし方」が大切です。

1. 疲れを取るためによく寝ること

思った以上に疲れがありますので、とにかく眠くなったら寝ることです。

2. 心に栄養をあげること

好きな音楽、DVD、本、友人との交流など、心が元気になることをしてください。例えて言うなら、新しいことに慣れるために使っていた頭(脳)の部分とは違うところを刺激して、バランスをとるのです。

3. 連休後半は生活リズムを整えること

連休後半は昼夜逆転とならずに、午前中に起きて身体に「そろそろ学校ですよ」ということを思い出させてください。

4. 連休明けは、無理しない程度に学校で過ごすこと

連休明けからの登校は、ちょっとキツイかもしれませんが、段々調子が戻ってきます。身体のダルさや気分の落ち込みがあったら、「ちょっと五月病かな?」と考えて、学校を休むのではなく無理しない程度に学校で過ごしてください。そうしているとたいていの場合には『五月病』から抜け出せます。


ただ、いつまでも身体や気分の調子が悪いときには、心の整理が必要だと思います。
そんな時には、カウンセリングの予約をしてくださいね。

次回更新は、新緑真っ盛りの5月23日頃です。ぜひお楽しみに。



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