カウンセラーからのメッセージ
こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀（あるが）です。
毎日雨降りだった7月、連日猛暑日だった8月、天気に関係なく
新型コロナウイルスの感染者数が減少しないこの夏でした。
9月には、何か良い兆しが表れてくれるといいのですが……。
例年に比べ「短い夏休み」「帰省できない夏休み」
「みんなで遊びに行かれない夏休み」を過ごしたことと思います。
私も自粛期間のような「巣ごもり」状態で夏休みが終わりました。
この夏は「久しぶりに小説をいろいろ読んだこと・
Netflixで映画やドラマをたくさん見たこと・
白くま（カップアイスです）をたくさん食べたこと・一人でピラティスを頑張ったこと・
体調を考えて献立を作ったこと」をしたくらいで終了しました。
まあ、だいぶのんびりできた感じです。
皆さんはいかがでしたか？
あっという間に休みの期間が終わってしまった…という人のほうが多いかもしれませんね。
オンライン授業でしたらまだしも、暑い中登校したり、
出かけなければならない場合は大変だと思います。
新型コロナウイルス感染対策と熱中症対策をしっかり考えて外出してくださいね。
◎自分ルールを作って、長期戦に備える。
学校のスケジュールも例年と違って、
急に変更になったり、密度が濃くなったりすることが考えられます。
状況が安定しない期間が長く続くと、いつも慣れない状態にさらされていることになって、
知らず知らずにストレスを抱えることになるのです。
環境に慣れるまでが大変なのに、いつまでも環境が安定しない場合は
ずっと大変さが続くということですから…そこで今回皆さんにお伝えしたいことは、
「体調不良ならお休みしてね」「過労かなと思ったらお休みしてね」ということです。
今年は、4月以降「異常事態」「非日常状況」がずっと続いていると考えてください。
もしかしたら、夏休みも短かったので十分疲れがとり切れなかったかもしれません。
そこで「よし頑張ろう」「休んじゃいけないんだ」「甘えはだめだ」と自分を激励しすぎると、
本当に倒れてしまう危険があるのです。
この異常事態は、いつまで続くかわからないので、一人ひとりが自分ルールを作って
長期戦の構えで過ごすしかないといえましょう。
つまり「いつも以上に自分自身の状態を観察して、無理をしないで過ごすこと」が大事です。
◎健康維持ために、「時々誰かと話をする」。
前回も書いたように、「時々誰かと話をすること」が
今の状況にはストレス解消や不安を払拭するために必要です。
LINE・Skype・ZOOMなどを駆使して定期的に（できれば週1くらいは）
人とのコミュニケーションをとりましょう！
なかなか話し相手がいないという人は、JTSCに申し込んで、
電話相談などで声を出してみるといいですね。
意識的に「話をすること」を行っていかないと、
ほとんど誰とも話をしないまま1週間、10日間と過ぎてしまうかもしれません。
なんとかできる限りの工夫をして、心身の健康を維持しながら、
この長期間の異常状況を過ごしていきましょう。
今号の「覚えておこう！今月のKEY WORD」は、お休みします。
次回更新は、暑さも過ぎ秋風が心地よい10月9日頃です。ぜひお楽しみに。
◎更新日については、諸事情により多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
