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JTSCカウンセラー 有賀朋子


JTSCカウンセラー 有賀朋子こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
今年は、多くの国民の反対の中オリンピックが行われ、
感染者数も重症者数も死亡者数も過去最多を更新し続ける夏でした。
感染しても入院できない、
医療にかかれないとはなんということでしょう。
「災害級の事態」という表現がされていますが、
これまでの災害で重症者が
医療にかかれないということはありませんでした。
災害の起きた近隣の地域に搬送・入院は可能だったからです。
今は全国的に受け入れ不可能、まさに戦争時と言ったほうがあたっている気がします。
特別の事情がある人以外は、何とか早めにワクチンを接種して重症化を免れてくださいね。

◎どんな夏休みでしたか?
さて、前回は、夏休みに「自分からチャレンジ」と
「やりたかったことを楽しもう」という提案をしましたが、どんな夏休みでしたか?
「実習で忙しかった」「課題をやるのに追われていた」など
学校のスケジュールに合わせた生活をしていた人は夏休みボケになっていないと思います。
でも、夏休みモードからなかなか抜けられなくて、学校生活のペースに乗ることが大変
という人にちょっとしたヒントをお話ししましょう。

◎気持ちを切り替えて行動しよう!
つまり「さあ、気を取り直してやっていこう!」という感じです。
ある意味で緩んだ気持ちを切り替えて、活動モードにするということですよね。
これがなかなか難しいことですね。
特に今のようなコロナ禍のもとの現実生活の中では、常に不安や心配があり続けているので、
目に見えないストレスが日増しにのしかかっているといえましょう。
この状況で何かに集中して取り組むということは至難の業です。
そう、いらいらしたり思うようにいかなかったりが当たり前と思いましょう。
少しずつ集中できる時間が増えること、頭の中がクリアになっていくことでOKです。
そのためにちょっとやってみてほしいことは、「考えていないで行動してみよう」です。
例えば「話す・書く・体を動かす」という行動に移すこと。
頭の中のもやもややぐるぐるしていた考えが整理されていくと、すっきり感が持てますよ。
もっと具体的には、夜更かしをしない・やる気が出るのを待たない・長時間頑張らない・
難しい課題から始めないなどが大事です。陥りやすいパターンですね。
「ふっと気を取り直す」感じでいいのです。自分の中の動きを感じましょう。

◎意識的に「話をすること」は大事なこと。
学校生活が始まっても、状況によってはオンライン中心になり
「ステイホーム」状態に代り映えがしないということにもなりそうです。
でも、それはこの戦時体制下であなたの大事な命を守るためのことだと、言い聴かせてください。
ウイルスの変異で10代・20代も油断ができない昨今です。
いらいら・もやもやで「わあー」っとなりそうになったら、
その時すぐにJTSCに申し込んでください。
その時のために、カウンセラーはあなたを待っているのですから。
前回も書いたよう「時々誰かと話をすること」が
今の状況にはストレス解消や不安を払ずっと拭するために必要です。
LINE・Skype・ZOOMなどを駆使して定期的に(できれば週1くらいは)
人とのコミュニケーションをとりましょう!
なかなか話し相手がいないという人は、JTSCに申し込んで、
電話相談などで声を出してみるといいですね。
意識的に「話をすること」を行っていかないと、
ほとんど誰とも話をしないまま1週間、10日間と過ぎてしまうかもしれません。
なんとかできる限りの工夫をして、心身の健康を維持しながら、
この長期間の異常状況を過ごしていきましょう。

覚えておこう!今月のKEY WORD (26)

★バーンアウト★
◎ストレスからくるバーンアウト。
新型コロナウイルス感染症の問題が長く続いており、誰もがこのことにストレスを感じています。ストレス状況が続く時に気をつけたいことは「自分はバーンアウトしていないか?」ということです。『バーンアウト』とは、心が燃え尽きたような状態になることです。バーンアウトであるかどうかの基準は次の3 つで決められます。(a)「無気力な状態があるかないか」(b)「充実感があるかないか」 (c)「疲弊感があるかないか」です。バーンアウト状態であると学校生活に影響することは言うまでもありません。しかし、バーンアウトに陥らないために自分でできることはあるのでしょうか。

◎ストレスへの対処方法の違いがバーンアウトに関係ある。
コロナ禍を過ごす短期大学2年生を対象にしたある研究では、ストレスへの対処方法の違いがバーンアウトに関係あると報告しています。ここではストレスへの対処方法を次の3つとしています。@楽観志向(物事をなるようになれと楽観的に考える)A依存志向(物事を自分だけで解決しようとしないで情報や人を頼る)B解決志向(自分の努力だけで物事を解決しようする)。この3つの方法(@〜B)と上記のバーンアウトの特徴(a〜c)を分析したところ、まず、A依存志向が高いほど(b)充実感が高くなる。次にB解決志向も(b)充実感に影響するがA依存志向に比べると弱い影響である。最後に@楽観志向が高いほど(c)疲弊感が高くなるといった結果が出ました。

◎バーンアウトに陥らないために上手に人を頼る。
この結果からこの研究ではコロナ禍においては、自分の努力だけで頑張ろうとするB解決志向よりも、上手に情報を手に入れたり、人の力を借りたり、自分の気持ちを話すといったA依存志向の方が、ストレスを抑え充実感を持ちやすい。また、「なるようにしかならないから考えない」といった半ばあきらめに似たような@楽観主義は危険で、長く続くコロナ禍にあっては疲弊感を高めてしまうことに繋がると指摘しています。
このようにストレスを抑える方法の違いでバーンアウトに陥る危険性も変わってきます。

こんな時だからこそ
上手に人を頼るということも大切。
SSCも上手に頼ってもらえると良いと思います。


悩みQ&Aも参考に!
参考文献:佐々木典彰(2020).コロナ禍における短大生のストレス状況コーピングとバーンアウトに着目して, 東北女子短期大学紀要 (59), 19-24

次回更新は、収穫の秋、食事が恋しい10月8日頃です。ぜひお楽しみに。



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