
JTSCカウンセラー 有賀朋子 |
明けましておめでとうございます。
JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
全国的に新型コロナウイルス・オミクロン株の強力な感染力で
陽性者数がまた増加してきています。
今年もコロナウイルスとつきあっていくことになるのか…
と思いながら過ごしたお正月でした。
昨年に比べれば帰省しても大丈夫かと思われる状況だったので、
実家で久しぶりに会った家族と過ごした人も多いことと思います。
2022年が始まりました。まずは、コロナの感染に注意しましょう。
症状が軽くても、後遺症がいつまでも続いて辛いという話を聞きます。
これまでの感染対策を継続していきましょう。
◎「今年の抱負」「今年の目標」。
小中学生のころは、新年になると「今年の抱負」「今年の目標」などを考えて、
書いてみましょう…と言われた記憶があります。
今思うと、確かに年の初めに今年の目標を考えておくことは
自分の行動を意識化するために必要なことだなあ…とわかるのですが、
その頃はそこまで深く考えてはいなかった気がします。
「抱負・目標」というとなんだか抽象的ですが、
「今年自分がやってみたいと思うことは何だろう?」と考えると、
いろいろ浮かんでくるのではありませんか?
もちろん心の中であれこれ思い浮かべるのもいいでしょう。
でもできれば日記や手帳に書き出しておきましょう。
思い浮かぶ順にいくつでも、自分のこと・友人関係・家族・学校生活など
様々な領域で今年やってみたいことを考え書き出します。
そうすると前述したように、自分で考えていることが意識化でき、
優先順位や実現方法まで考えが巡っていきます。
そして、時が過ぎて何が実現できたかの検証も、書き出すことで可能になるのです。
◎わくわくするようなことを思い浮かべる。
なるべくわくわくするようなことや興味や関心のあることを思い浮かべて、
自分のポジティブな指向を感じることが大事です。
誰でも辛いことや嫌なことがあると落ち込んで暗い気持ちになります。
そんな時は、自分の趣味や嗜好性の中に熱中できることや楽しいことがあると、
ふっと気分が和らぐものです。
肝心なのは、ネガティブな面とポジティブな面のバランスをうまくとることで
元気を回復していくということなのです。
そのためにもやりたいことや好きなことがあること、
それをやり続けていることは自分の精神衛生上にもプラスになります。
さあ、いかがですか…こうして読んでいる間にも何かやりたいことが浮かんできましたか。
そういう私もこれからじっくりやりたいことを考えようと思っています。
ふっと浮かんできたのが「信号が変わりそうな時や、電車が発車しそうな時に走らない」とか
「口角アップで今年は笑顔」とかそんなことばかりなので、
何かわくわくできるようなことを考えますね。
これからますます寒さが厳しくなる季節です。皆さんご自愛ください。
今号の「覚えておこう!今月の KEY WORD」は、お休みします。
次回更新は、卒業、進級へ向け最後の追い込みの2月10日頃です。ぜひお楽しみに。
◎更新日については、諸事情により多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。