カウンセラーからのメッセージ
こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
夏休みも終わって、残暑の中でも学校生活のリズムに
切り替える時期になりました。
今年のお盆休みは、台風の直撃を受けて新幹線も大混乱。
予定が狂ってしまった人もいることと思います。
また、年々暑さが増して「猛暑」から「酷暑」という
言葉まで出てくるこの頃です。
さて、学校が始まって調子はいかがでしょうか?
休み中ゆっくりしたのに、何だかだるい、疲れている感じがする、
やる気が出ないなどの症状はありませんか…。
◎心と体の状態と向き合おう。
今回はすっきりした気分で学校生活を意欲的に送れるようにするための、
心と体の調整方法についてお話ししようと思います。
ポイントは自律神経のスイッチを正常に戻してあげて、元気や活力を蓄えるということなのですが、
「自律神経失調症」といわれるような症状が知らず知らずに起きていることが多いのです。
例えば、だるい・疲れが取れない・頭痛や肩こり・やる気が起きない・イライラする・
食欲不振・不眠・動悸・過呼吸etc などの症状は自律神経の乱れから起きるのです。
自律神経は、活動(交感神経)と休養(副交感神経)のメリハリと切り替えをする働きがあります。
しかし、外の暑さと室内の冷房・台風などの気象の変化・多忙・ストレスなどによって、
交感神経ばかりが働く状態になってしまうと上記のような症状が出てきます。
これは、脳の疲労と筋肉の過緊張からくるものなのです。
◎ちょっと緩めて心と体の元気を取り戻そう。
この状態を変えるためには、副交感神経が働くようにすることが大事です。
つまり、休養モードになること。リラックスすること。心と体を緩めること。
そして、やる気や元気を取り戻すこと。どうすればいいでしょうか…。
1つ目は、ちょっと考え方を変えること。 |
|
スケジュールが空いていると予定を入れたくなる・完璧にできないと自分を責める・もっと頑張れるはずと考えるというタイプの人は特に、無理をしない・頑張らない・今できることだけする・いい加減でいい・楽しんでやろうと考えるようにしてみましょう。 |
2つ目は、ちょっと過ごし方を変えること。 |
|
だらだら過ごしたり・部屋の掃除をしたり・疲れる人と距離をとったり・何かに没頭して楽しんだりしてみましょう。すべてが、心と体を緩めるためのセルフケアと思ってください。そして、自分にとって無理のない、一番効率の良いリズムやペースを知ることが大切です。 |
やがて、自分の心と体のケア方法がわかってくると、
ストレスも少なくなり毎日がスムーズに過ごせるようになっていきます。
自分に向き合って、自分の心にやさしくしてあげること。
身体感覚を通して、自分の状態を感じること。自分の状態があまりよくなかったら、
セルフケアをしてあげよう…と思うこと。
あなたの中に、こうした循環ができてくるとよいですね。
なかなか自分一人では気づけない・どのように自分に向き合えばいいのかわからない…
と感じたら、JTSCに申し込んで、一緒にあなた自身について考えていきましょう。
きっと、もう少し楽に毎日を過ごせるようになりますよ。
次回更新は、やっと暑さも過ぎ秋の気配の10月13日頃です。ぜひお楽しみに。
◎更新日については、諸事情により多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。