カウンセラーからのメッセージ
こんにちは、JTSCカウンセラーの有賀(あるが)です。
先月も夏のような気温だということを書いたのですが、
11月に入っても「夏日」を記録するとは驚きです。
気温の変化に対応できる上着やスカーフなどを使って、
汗が冷えて風邪をひく状況から身を守ってくださいね。
先日も相談予約の人が体調不良のためということで、
3人続けてキャンセルだったので、
この時期は体調を崩しやすいのだなとつくづく実感しました。
疲れを感じたら、早めに休むようにして
重症にならないように気を付けましょう。
◎自分の言葉で脳をだましてみよう。
さて、今回は「いつもの自分の考え方の癖をちょっと変えて、少し楽になれるように」という
ことについてお話ししましょう。
それは、言葉が脳を変えるという脳科学の考え方に基づくもので、
自分の言葉で脳をだましてみようという話です。
私たちは小さいころから人から言われた言葉で自分のイメージを作ってきています。
例えばいつも母親から、「何をやらせてもうまくできないね」「やることが遅い」
「暗い性格だね」と言われていたり、
友人から「声が小さいね」「もっと美容に興味を持ったら」
「細かいことを気にしすぎじゃない」と言われていると、
自分はそういう人間なのだと知らず知らずに思い込んでいることが多いのです。
そのような自分を縛っている思い込みや、マイナスイメージを変えていくことで、
少しずつ前向きな考え方になっていきます。
◎前向きな考え方をするために自分に話しかけよう。
まずは、「自分を縛る呪文やいつもしてしまうマイナス思考」を思い出してみましょう。
そして、「またこういう考えが出てきたけれど、これは変えていかれる」と
自分に言い聞かせましょう。
そして、「ものごとの短所ではなく長所に目を向ける」
「できないことはどうしたらできるか考える」「前向きのほうが幸せな人生を送れる」
「プラス思考で前向きな人と行動を共にする」を心がけ、
次に自己暗示のように自分に対して話しかけましょう。
「私は大丈夫、私はできる、なんとかなる」という言葉を復唱することで、
脳がそう思い込んでいきます。
不安や緊張を鎮めるために好きな音楽を聴くことや、
いつも見るスマホの待受に好きな写真を使うことなども良い方法です。
毎日鏡を見たら、イーと言いながら笑顔を作ること、
朝に日光を見ながら今日も元気でうまくいくと自分に言葉をかける、
深呼吸を3回するなども、やり続けることで脳がプラス思考に変わっていくきっかけになります。
◎建設的で豊かな人生を目指そう。
昔から、「習うより慣れろ」「形から入り、形から出る」と言われています。
まずは、脳にプラスの言葉をかけることで、
これまで自分を縛っていた思い込みの言葉を減らしていくことができます。
あなたの苦しさが少なくなっていくように、毎日少しずつ工夫していきましょう。
結局持って生まれたこの脳で生きていくしかないのですから、
他者からかけられた苦しい呪文から、
自分で自分の脳に言い聞かせて前向きな生き方を手に入れていくほうが、
ずっと建設的で豊かな人生になりますよ。是非、今日からやってみてくださいね。
もちろん、JTSCでもお手伝いできますので、予約申し込み大歓迎です。
次回更新は、冬の到来が待ち遠しい12月15日頃です。ぜひお楽しみに。
◎更新日については、諸事情により多少前後する場合があります。あらかじめご了承ください。